2002年3月5日
深夜、眠りにつくためにそっと部屋の明かりを消し

ゆっくりと目を閉じる。

どこからか、私に対して囁く声が聞こてくる。

「お前は必要がない人間だ」

「死んだ方が世の中の為だ」

「愛も知らぬ人間に生きてる意味はあるのか?」

「死ねば全ての苦しみから逃れられるぞ」

私はその言葉に否定することが出来ない。

ただその現実を受け入れ涙するしか出来ない。

いっそ、死んでしまおうか・・・。

「そうだ!死んだ方が良いぞ!!」

「お前は忌み嫌われた存在なんだ!」

そうだ・・・私は・・・最低で生きる資格がない

そんな人間だ・・・。

**********************

どの位の時間が過ぎたであろう。

私はそっと刃物を置き死ねない事に涙する。

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冴

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